なろうの推し小説3選

小説家になろう、というサイトはご存知でしょうか。自分の書いた小説を投稿でき、かつ他の人の小説を読むことのできる完全無料のサイトです。ウェブ小説を読もうとすると、まず最初に出てくるサイトではないでしょうか。さて、そんな「なろう」の作品なのですが、アマチュアが多いこともあり、どれもこれもお勧めできる、という訳ではありません。今回は、私が好きな作品を紹介したいと思います。ネタバレはないですが、逆に内容としてはほとんど触れていません。とりあえず読んでみましょう。

「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」

今のなろうで最強の作品と言っても過言ではないんじゃないでしょうか。今年の3月に完結したばかりで、今は書籍化マンガ化が進んでいる最中です。異世界転生、というありがちなジャンルでありながら、その世界観の作り込み、キャラクターの感情、物語の展開と全てにおいて圧倒的な完成度を誇っています。1人称視点ですすむ物語は少なくありません。むしろ多いと言っても良いのですが、視点による考え方の違い、をここまで描いたのはこの作品の他にないのではないでしょうか。

問題があるとすれば、超長編ということです。なろうでも20番以内に入る文字数の多さで、文字数、約570万文字、読了時間、約190時間と、パッと読める量ではありません。でも、一度読み進めれば、続きが気になる事は間違いありません。惹き込まれる文章に、寝不足になりながらも読み進めることになるのではないでしょうか。

本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜

「エキストラセンソリーな日々。」

知っている人なら、エタった作品を持ってくるか!と思う人もいるかもしれません。エタるとは、なろう用語?の一つで、連載が止まっている作品のことを言います。実際、この作品も2年ほど連載が止まっていて、再開の目処も立っていないようです。でも、良いものは良いのです。ハンターハンターだって、長らく連載が止まっていましたよね。

「エキ日々。」(公式の略しかたらしい)は、現代を舞台にした超能力ファンタジーです。超能力系の小説は数あれど、わりと深い解釈まで為されている面白い作品は少ないような気がします。これも世界観が非常に作り込まれているのが特徴でしょうか。人間とは何か、自分とは何か、なんてことを考えさせられる作品でもあります。ただ、これも問題があるとするならば、グロい描写があるという事でしょうか。念入りに描写される訳ではないので、大丈夫な人は問題ないと思うのですが、少し抵抗を覚える人には苦手な部分があるかもしれません。ちなみに私個人の話ですが、Re:ゼロはループ×グロでとても苦手だったのですが、この作品に関しては全く問題ないです。むしろ、主人公の可愛さを引き立てるものとすら思ってしまうところがあります。結局のところ、自分で読んでみて合うかどうかが大事なのは間違いないと思います。

エキストラセンソリーな日々。

いまさら魔法少女と言われても

今不定期で連載中の作品です。これも現代を舞台にした超能力ファンタジーですね。世界観が作り込まれて…(3回目)。実際、世界観のしっかりした作品は、惹き込まれるところが多いので、大事な要素だとは思います。メタな要素、つまり、つまり主人公がなろう界隈のことを知っていたりする作品も面白いものはあるのですが、没入度で言えばやはり差は出てきてしまいます。

主人公を中心に10人弱のキャラクターがメインとなって描かれているのですが、それぞれのキャラクターの個性が非常に出ていて、かつ、主人公の性格がとても魅力的に描かれています。理不尽への反抗など若者らしいテーマを扱いつつも、もし、超能力が突然出てきたら社会はどう対応するのか、という部分がリアルに描かれていて、今の社会についても少し考えさせられる部分があります。

いまさら魔法少女と言われても

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