マッハ新書、新しい出版

BOOTHというウェブサービスはご存知でしょうか。一言でいうなれば、何かを作っている人向けに、オンラインで販売を支援するサービスです。何か自分で作ったものをBOOTHを通じて販売する、という使い方をします。買う側であれば、クリエイターの作ったものをオンラインで買うことができる、と言ったものです。

マッハ新書って何?

そんなBOOTHでは最近マッハ新書がトピックスになっています。今回はこのマッハ新書について紹介したいと思います。

そもそも、マッハ新書はGOROman氏(Twitter: @GOROman)が、機内で過ごす12時間で電子書籍を書き上げたことが始まりです。その時の作品が「全ての出版社は多分潰れる」。タイトルを表すかのように、新しい出版形態での書籍です。12時間以内に執筆して出版する電子書籍、というサブタイトルの通り、起草から出版までが12時間というスピード感。ただ、最近話題になっているのはそれに付随する付加価値から、という面も強いかもしれません。

何もかもマッハ?

一番最初のマッハ新書は未完成版として販売され、その後有志の校正によって変更されていきました。ここに、マッハ新書の1番の特性が表されています。完成度よりも、伝えるスピードを大事にしている、ということです。アップデート可能な電子書籍ならではの特性を活かし、販売された後に完成度はあげれば良い、という考え方でもあります。

内容だけでなく、体験を売る

しかし、GOROman氏の第2作ではさらに変化した形態が取られました。執筆と校正が同時に行われたのです。Google Docsなどのサービスを使うと、オンラインで同時に共同編集ができます。これを用いることで、執筆者の考えをリアルタイムで味わうことができます。このライブ感が非常に受け、執筆段階そのものが体験として提供されました。

派生した形態として、箇条書き、も出てきました。箇条書きでも、読者がそれを補完すれば、意図は伝わる、という意図です。文章として完成度が高くなくても、スピード感を大事にしたマッハ新書の特性を継ぎつつ、短時間で文章を書く能力を持てるのは一部の人間だ、という問題を打破した形にもなりました。

オンラインならではのメリット

マッハ新書は色々な気付きを与えてくれます。電子書籍といいつつも、紙の本を再現するようなデザインがあったりもしますよね。そんな中、電子書籍であることをメリットとして押し出したマッハ新書は時代の先駆けと言ってもいいかもしれません。値段は500円から1000円ほど。1冊買ってみてはどうでしょう。

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